コーヒーに関する色々な情報をお届けします。今回はコーヒーの歴史を紹介します。

コーヒーのお話

■コーヒーの発祥はどこ?                               コーヒーの原種と言われるアラビカ種の原産地は、エチオピア高原で、この地の人々は古かくからコーヒーの果実を煮るか生食で食べていたと伝えられています。コーヒーがはじめて文献に登場するのは9世紀、イスラムの医学書『医学集成』で、豆を砕いて煮た煮汁を薬として飲用すると、消化・強心、利尿作用などの効果があると記されていました。この頃までにコーヒーは海を渡ってアラビア半島のイエメンで栽培されるようになり、13世紀頃には、現在の飲み方の原型となった「焙煎」が行われるようになり、その後、イスラム文化圏、ヨーロッパ、アメリカ、インド、アジアへと普及していきました。世界初のコーヒーハウスはイスタンブールの「カーヴェハーネ」だと言われています。当初のコーヒーの飲み方は、煎った豆を細かく砕き、これを煮だした液をカップに入れて飲む(トルコ式と言われる方法です)もので、粉のカスが水面に浮遊してしまうため、当時の人はこのカスが沈殿するのを待って上澄みを飲んでいました。その後、現在の主流である「ドリップ式」が考案されるまでに約1世紀の時間がかかっています。
■日本へのコーヒーの伝来は江戸時代、普及は明治以降。
今でこそ、これだけ普通にコーヒーを愛飲している日本人ですが、その伝来と普及には、鎖国という閉ざされた貿易環境と味覚の違いの問題から、かなり長い時間がかかりました。1605年に長崎で始まったオランダやイギリスとの限定貿易の中で、タバコなどと一緒に伝わったと、というのが通説ですが、その後300年、日本茶文化があまりにも深く浸透していたためほとんど普及せず、文明開化の明治時代を待って、ようやく日本にコーヒー文化が芽生えはじめました。その後、戦時下における輸入規制、再開、コーヒー豆輸入の完全自由化、インスタントコーヒーの輸入開始と国内製造開始などを経て、今日では世界3位のコーヒー輸入国になりました。

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